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バンクーバー 2014.08.21

紅鮭の大遡上を見るなら、今年は4年に1度のチャンス!

お知らせ

img_201408_news02_01.jpg鮭の遡上は毎年10月初旬から11月にかけて見ることができますが、2014年は4年に一度の紅鮭(Sockeye Salmon)が大量に遡上してくる年と言われています。バンクーバー近郊のフレーザー川では、2010年に3千万匹といういわれる大量の遡上の年に生まれた紅鮭が同川に帰ってくる年で、数千万匹の遡上が予想されています。
 
鮭でも種類により生態が違いますが、紅鮭に関しては他の鮭よりも低い水温を好み、孵化後約1年間は生まれた川から海に出る途中にある湖などで淡水生活をし、その後大洋に出て十分に成長します。日本では鮭が遡上する川から海に出る間に淡水で生活できるような湖がなかったり、途中にダムがあったりなど、この自然条件にあう場所が少なく、天然の紅鮭の遡上は見られないとも言われています(鮭により生態が違うので別の種類の鮭の遡上は日本でも見られます)。 紅鮭は産まれて4年で産卵のため、大海から母なる川に戻ってくる習性を持ち、産卵後はオス・メスともに死んでしまいます。
 
img_201408_news02_02.jpgブリティッシュ・コロンビア州には鮭が遡上してくる川がおおよそ2,000あると言われていますが、その中でもトンプソン・オカナガン地域にあるアダムス・リバーは鮭の遡上で北米でも有名な川です。行き方は、バンクーバーからカムループスへ飛行機で約1時間、またはバスや車で約5時間。そこから車で1時間ほど東へ行ったところにある Roderick Haig-Brown Provincial Park(ロドリック・ヘイグ・ブラウン州立公園)を目指します。この公園内には鮭の遡上を見学する場所や自然を楽しむことが出来る遊歩道が設けられています。アダムス・リバーに遡上してくる紅鮭は、大海から河川(河口はフレーザー川)に入ってから約500㎞を3週間近くかけ、エサも食べずに上ってきます。産卵期の紅鮭は体全体が赤くなるため(オスもこの時期は体が赤くなるため紅鮭と呼ばれています)、遡上が多い時には川が深紅にしか見えず、まさに「圧巻」!!
 
ただ見学の場所によっては途中で力尽きてしまったり、すでに役目が終わって息絶えている鮭も多く目にすることになり、鮭のダイナミックな一生を見届けるとともに、自然世界の厳しさと生命の神秘さに感動します。
 
アダムス・リバーでは、2014年10月3日(金)から26日(日)の間、紅鮭の大遡上を祝ってのイベントが開催されます。この時期は紅葉も真っ盛りです。是非、紅鮭遡上見学と併せて紅葉狩りもお楽しみください!
 
また、鮭の遡上は見たいけれど、アダムス・リバーまでは行く時間がないという方は、ノース・バンクーバーに鮭の孵化場(サーモン・ハッチェリー)があります。ここは紅鮭ではなく、銀鮭がメインとなり真っ赤な様子とはまた違いますが、大きな鮭が遡上する様子は見ごたえがあります!
 
アダムス・リバー
 
カムループス観光局(英語)
 
ノース・バンクーバーのサーモン・ハッチェリーのブログ
 
サーモン・ハッチェリー(英語)

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